Webライターが案件に応募する際に必要になるのが、自己PR文です。
Webライター初心者の方は、自己PRの書き方がいまいちわからず、困っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Webライターが自己PRに書くべき項目と、注意点を解説します。
さらに、自己PRに悩むWebライター経験者・未経験者の方々に向けて、使いやすい自己PRテンプレートも紹介します。
自己PRについての悩みを解決し、案件獲得の参考にしてみてください!
Webライターにおける自己PRの重要性
自己PRは、自らのスキルや経験を的確に伝え、ほかのライターやクライアントとの差別化を図るために重要な役割を果たします。
ここでは、Webライターにおける自己PRの重要性を解説します。
志望動機より重視されやすい
Webライターが案件に応募する際、クライアントがとくに重視する要素は、実績や応募者のスキルが案件内容に適しているかどうかです。
なぜなら、Webライターの仕事は主に業務委託として行われることが多く、一般的な企業理念への共感などの志望動機は、あまり重要視されないためです。
そのため、具体的な経験やスキルが案件に貢献できるかが、クライアントにとっての重要なポイントとなります。
たとえば、「不動産業界での経験が豊富」や「美容に関する記事を多数執筆した経験がある」といった、自身が実際に経験したスキルをアピールすることが重要です。
これによりクライアントは、ライターの実力や専門性を把握しやすくなり、案件への適性をより評価しやすくなります。
自分をアピールする場所になる
自己PRは、Webライター未経験者が自分をアピールする重要な場です。
とくに、未経験のWebライターは執筆経験がないため、クライアントに自分の強みをしっかり伝える必要があります。
クライアント側は、募集した記事に対して経験のある方に執筆してほしいと考えることが一般的です。
また自己PRでは、経験に加えて、自分を採用するメリットを上手に伝えることが重要です。
これにより、Webライター未経験でも、クライアントにとって価値のあるライターであることを示せます。
Webライターが自己PRに記載すべき項目
自己PRが案件獲得のために重要な役割を果たしていることがわかったところで、以下では、自己PRに記載すべき7つのポイントを詳しく解説します。
自己PRをする際に必ず必要になる要素のため、しっかりおさえておきましょう。
自己紹介・経歴
Webライター未経験の方は、自己紹介文で執筆経験をアピールすることは難しいです。
その代わりに、応募した理由やこれまでの経験を明確に伝えることが重要です。
自己アピールに重点を置く一方で、自分のことばかりを書かないように気を付けましょう。
クライアント側が求めるのは、自分を採用した際のクライアント側へのメリットです。
自己PRのなかで、自分のスキルや経験をアピールするだけでなく、クライアントにとってどのような価値を提供できるかも示すようにしましょう。
自己紹介文を通じて、自分の強みと企業への貢献意欲を明確に伝えることで、クライアント側に伝わりやすくなるでしょう。
スキル・活かせる経験
スキルは、実績と同じく重要な項目です。
自己PRにおいては、スキルや活かせる経験を積極的に記載することが重要です。
Webライティングが初めての方は、以下のようなことを書くようにしましょう。
- 社会人としての経歴
- 持っている資格
社会人としての経歴は、どのような経験を積んできたかが重要な要素です。
営業の場合は「営業歴〇年」、看護師の場合は「看護師歴20年」といった具体的な記載が、クライアント側に自身の経歴を明確に伝えるのに役立ちます。
また、経歴だけでなく、保有している資格も、案件に関係なくすべて記載しましょう。
Webライターとして活動する際には、今後身に付けておきたいスキルは以下のとおりです。
- WordPress入稿
- 構成作成
- SEO知識
- 5,000文字を超えるライティング経験
- SNSでの拡散力(例:Twitterフォロワー5,000人など)
実績
自己PRでは、クライアントに対して、自分が採用された際にどのように貢献できるかを示す必要があります。
実績のあるWebライターは、執筆してきたジャンルを具体的に記載することで、クライアントの興味を引けますが、未経験者には難しい点もあります。
そのため、未経験の方は、クライアントの心を惹きつける魅力的なプロフィールを書くことが重要になります。
自分の強みや熱意を示し、クライアントにとって価値のある貢献をする意欲をアピールすることが大切です。
とくに、以下の点に意識を向けてみてください。
- 仕事に対する熱い思い
- 将来どのようなライターになりたいか
上記2点を中心に記載することで、クライアントからのオファーも夢じゃありません!
使用可能なツール
自己PRでは、自身が使用可能なツールを詳しく表示することも重要です。
クライアントとの連絡などで必要になることもあるため、しっかりと記載しましょう。
記載する際は、以下のように書いてみましょう。
- 《使えるツール》
- WordPress
- Googleドキュメント
- Wordなど
- 《画像編集》
- Canva
- Photoshop
- 《連絡ツール》
- ChatWork
- Slackなど
仕事に対する意欲
Webライター未経験者の方は、実績など、書くことがない項目もあるかもしれません。
しかし、そんなときこそクライアントに対して自身の意欲をアピールするチャンスです。
重要なのは、クライアントに興味をもってもらうことです。
案件に対してやる気があっても、その想いを記載しなければクライアントに伝わらないでしょう。
仕事の意欲を書く際は、短くて相手にわかりやすい文章を心掛けましょう。
稼働できる時間や曜日
自己PRでは、稼働できる時間や曜日を明確に記載しましょう。
ここで大切なのは、「嘘をつかない」ことです。
初めの頃は、案件獲得に必死になって稼働時間を長くしがちですが、それが結果的に対応できない事態になる可能性があります。
一方で、短すぎる稼働時間も案件獲得に繋がらない可能性もあるため、注意しましょう。
自分のなかで無理のない稼働時間を記載しましょう!
希望単価・報酬
希望単価と報酬については、明確に記載しましょう。
一部の案件では、クライアントから単価の設定がある場合もありますが、指定がない場合は通常、1記事あたり2,000〜3,000円程度を記載すると良いでしょう。
自分自身を安売りする必要はありませんが、極端に高額に設定すると案件の獲得には繋がりにくくなるかもしれません。
そのため、報酬の相場を把握しておくことが重要です。
Webライター未経験の方の報酬の相場については、以下の記事で紹介しているため、参考にしてください。
Webライターが自己PRを書く際のコツ
前述したとおり、Webライターが自己PRを書く際には、クライアントの目を引き、自身の魅力を的確に伝えることが重要です。
以下では、Webライターが、自己PRを書く際に役立つコツを3つ紹介します。
読みやすい文章づくりを意識する
自己PRを行う際は、読みやすい文章作りを意識して書きましょう。
クライアントは、わかりやすく魅力的な文章に惹かれるため、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 最初に1番伝えたいことを書く
- 同じ語尾を何度も続けない
- 読みやすいように箇条書きをする
- 要素を列挙しない
- 文章力もテストされていると意識する
上記のポイントをおさえ、クライアントに響く自己PRを作成しましょう!
文字数は200〜300文字に収める
自己PRの文字数は、200〜300文字に収めましょう。
長文で同じことを繰り返すと、クライアントにとって興味をもってもらえない可能性があります。
また、応募とは関係のないことを書くことも、印象を悪くしてしまう原因となります。
自己PR文を書いたあとは、客観的に文を見直し、自分が伝えたいことが明確になっているかを確認しましょう。
数値を用いるなど根拠を明らかにする
自己アピールにおいて重要なのは、わかりやすい実績を示すことです。
数字を盛り込むことで、クライアントの目に留まりやすくなります。
例えば、ライター歴1年で5,000文字の記事を書いた経験がある場合は、以下のように示すことができます。
- 医療系記事:30記事、1万文字〜3万文字
- ライター歴1年:3,000文字記事20本
このように、数字を盛り込むことで、読みやすくわかりやすい内容となります。
Webライターの自己PRで避けるべきこと
自己PRをする際、自分が未経験であることや不安を強調することは、クライアントにとってはあまり魅力的に映りません。
その代わりに、自分の強みやポジティブな側面をアピールすることが重要です。
以下では、Webライターの自己PRで避けるべき4つのポイントについて紹介します。
未経験・初心者アピール
Webライターの未経験の方であっても、初心者アピールは避けましょう。
クライアントは、仕事を遂行できるワーカーを探しているため、初心者を育てることを目的にはしていないためです。
稀に、初心者の方を募集している案件もありますが、そのような求人以外では「初心者アピール」をすると、マイナスの印象を与えてしまう可能性が高いです。
Webライター未経験の方でも案件獲得は可能ですが、実績をアピールするためには、ブログを開設しておくと良いでしょう。
これにより、クライアントから執筆経験を問われた際に「個人ブログを運営している」と答えられるため、執筆経験があることをアピールできます。
誇張した経験やスキル
誇張した経験やスキルを自己PRとして書くことは避けましょう。
事実でない情報を自己PRに盛り込んでも、クライアントはプロであるため、記事の出来栄えから、自身がアピールしていたスキルが嘘であると明らかになるでしょう。
また、記事の出来栄えだけでなく、今後の案件獲得にも影響が及ぶ可能性があるため、事実でないことを書くのは厳禁です。
誠実な情報を提供し、信頼性を高めることが重要です!
自分本位な内容
自己本位な内容の記載は避けましょう。
「報酬が高いから」「文章を書くのが好きだから」「スキルアップしたい」といった内容は、クライアントにとって案件に貢献するとは感じられないでしょう。
自己PRは、あくまでも自身の強みや価値をクライアントにアピールする大切なもののため、自信をもってアピールしていきましょう。
同じ自己PRの使い回し
同じ自己PRの使い回しはやめましょう。
ライター業は、案件を簡単には獲得できないため、たくさんの企業に応募することが一般的です。
しかし、どの企業にも使用できるような汎用的な自己PRでは、案件獲得には繋がりません。
自己PRを企業ごとにカスタマイズすることは手間がかかりますが、これは案件を早く獲得するための近道といえます。
クライアントのニーズに合った自己PRを作成することで、採用してくれる企業が現れるでしょう。
毎回、クライアントの要望に合わせた自己PRを意識して、作成しましょう。
【例文】Webライターの自己PR文
それでは、自己PR文の例文を経験者と未経験者向けに分けて紹介します。
どちらの例文もコピペ可能のため、ぜひ自身の案件獲得のアイテムとして活用してください。
経験者の場合
〇〇〇〇株式会社 〇〇 様 はじめまして。〇〇と申します。 プロフィールを見ていただき、ありがとうございます。
- 【経歴】
- 〇〇歴:〇年Webライター:〇年
- 【実績】
Webライターとして過去の経験や趣味を活かし、以下のジャンルを得意としています。
- 〇〇系ジャンル〇〇系ジャンル
- 月間PV〇〇複数記事の検索上位表示を達成キーワード選定やペルソナを意識した文章作成 【スキル】 Webライティングのスキルアップのため、以下の資格を取得しております。
- Webライター検定2級
- 【使用できるツール】
◼︎執筆
- WordPressGoogleドキュメントWord ◼︎連絡
- SlackChatWork ◼︎その他
- HTML/CSS知識
未経験者の場合
〇〇〇〇株式会社 〇〇 様 はじめまして〇〇(クラウドソーシングで登録した名前)と申します。 プロフィールを見ていただきありがとうございます。 Webライターの仕事に興味があり、応募させていただきました。 以下にて、私の経歴やスキルを紹介します。
- 【実績・経歴】
- 〇〇歴:〇年
- 〇〇歴:〇年
- 【資格・スキル】
- 〇〇
- 〇〇
- 【使用できるツール】
- Word
- Googleドキュメント
- Photoshop
- 稼働時間の目安は以下となりますが、日によっては、もうすこし長く稼働できる場合もあります。
- 平日5時間
- 休日8時間
- 少なくても週に2~3時間
自己PR文を書いた後は、客観的に文を見直し、伝えたいことが明確になっているか確認しましょう!
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