ブログ用レンタルサーバーおすすめ8選！初心者向けに特徴や費用を徹底比較

WordPressブログを始める際、最初にぶつかる壁がサーバー選びです。

サーバーはブログサイトやデータの置場となるだけでなく、サイトの表示速度やSEOにも影響を与えます。

また、一度選んだサーバーを乗り換えることもできますが手間やリスクが生じるため、できれば最初に選んだサーバーを使い続けるのが理想です。

この記事では、これからブログを開設する初心者の方向けに、失敗しないサーバーの選び方、おすすめのレンタルサーバーについて紹介します。

ブログ向けレンタルサーバーおすすめ8選を比較

ブログを開設するには、WordPressのインストール先やHTMLファイルのアップロード先となるレンタルサーバーを契約しなければいけません。

しかし、さまざまなサーバーがあるなかで、何が違うのかがわからない方も多いのではないでしょうか。

以下では、ブログの運営におすすめのレンタルサーバーについて、それぞれの特徴を解説します。

Xserver(エックスサーバー)

エックスサーバーは、国内トップシェアのレンタルサーバーです。

サーバーの安定性の高さに定評があり、稼働率99.99％保証を謳っています。

サーバーが不具合やメンテナンスによって止まってしまうと、ブログサイトへのアクセスができなくなってしまうため、サーバーの稼働率はかならずチェックすべきポイントです。

また、電話・メールの両方でサポートを提供しているうえ、シェアの高さからネット上や本などの情報も多く、初心者でも安心して利用できます。

mixhost(ミックスホスト)

mixhostは、通信速度に強みをもつレンタルサーバーです。

サーバーの速度はWebサイトの表示速度（ページスピード）に影響する要素であり、表示が速いとSEOに強くなるほか、ユーザー体験の質を高めることにもつながります。

また、mixhostの最大の特徴は、アダルト系のサイトを運営できる点です。

多くのレンタルサーバーは、利用規約でアダルトサイトの運営を禁止しており、アダルトカテゴリのサイトはサーバーの選択肢が限られます。

なお、肌の露出が多い画像、出会い系サイトの紹介などを扱う場合、アダルトカテゴリと判断される可能性があるため、はじめからアダルトOKのサーバーを選んでおくと安心です。

ConoHaWING(コノハウイング)

ConoHaWINGは、シンプルな操作性が特徴的なレンタルサーバーです。

管理画面の項目がわかりやすくまとめられており、初心者でも迷わず操作できます。

また、サーバーのスペックも高く、サイトの表示速度はトップクラスです。

さらに、WordPressでサイトをつくるときに必須のテーマを、割引価格で購入できるのもうれしいポイントです。

ロリポップ！

ロリポップ！は、月額費用の安さが魅力のレンタルサーバーです。

月額220円からWordPressを利用でき、サイト上の通信を暗号化するSSLも無料となっています。

さらに、ハイスピードプランからは高速化技術「Lite Speed」を導入しているため、WordPressで構築したサイトの表示速度を格段にアップさせられます。

ひと昔前までは、「ロリポップ！は安いけれど品質もイマイチ」という意見が多かったですが、最近はコスパに優れたサーバーとして人気になっています。

さくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバは、ロリポップ！と並んで、リーズナブルな利用料が強みのレンタルサーバーです。

WordPressをインストールできるプランは、月額425円から利用可能です。

なお、数年前まではサーバー速度の遅さが懸念点としてあげられていましたが、サーバースペックが強化され、ほかのレンタルサーバーと同等のスペックを実現しています。

カラフルボックス

カラフルボックスは、コスパの高さが特徴のレンタルサーバーです。

月額528円から利用できるうえ、Lite Speedによる高速通信を導入しているため、サイトスピードの点でも優れています。

サービス開始は2018年とわりと最近ではあるものの、SSDをはじめ、各所に最新のシステムが導入されており、サーバー性能も十分です。

シン・レンタルサーバー

シン・レンタルサーバーは、エックスサーバー株式会社が提供するレンタルサーバーです。

同社が運営するエックスサーバーとの違いとして、エックスサーバーはサービスの安定性、シン・レンタルサーバーは最新性を強みとしています。

スペック的にはほとんど差はありませんが、いちはやく最新機能を利用したい方にはシン・レンタルサーバーが向いています。

また、「国内最速」を謳っており、利用者の口コミをみてもページスピードを評価する声が多くあがっています。

KAGOYA(カゴヤ)

KAGOYAは、法人利用率の高いレンタルサーバーです。

自社のデータセンターを設けており、専任の技術者が24時間体制で常駐しているため、万が一トラブルが発生した際にはすぐに対応できる点が特徴です。

特別な機能や性能はないものの、法人向けのサービスや信頼性の点ではトップクラスのレンタルサーバーといえます。

【目的別】ブログ向けレンタルサーバーのおすすめ

前述のとおり、レンタルサーバーにはさまざまな種類がありますが、結局どれがいいのかわからなくなってしまいがちです。

そのため、まずはどんな基準でレンタルサーバーを選ぶかを決めておくことが重要です。

以下では、選択基準別におすすめのサーバーについて紹介します。

初心者向けなら安心の「エックスサーバー」

「そもそも何を基準に選べばいいかさえわからない」という方は、エックスサーバーを選んでおけば間違いありません。

日本国内の契約数は200万件以上となっており、圧倒的な導入実績を誇ります。

初心者の方はサイト・本・動画などを参考にしつつ、ブログサイトを開設する方が多いと思いますが、多くのサイトや本はエックスサーバーを例に解説しています。

速さで選ぶなら「ConoHaWING」

表示速度の速いサイトをつくりたい方には、ConoHaWINGがおすすめです。

WordPressに最適化された高速化技術「WEXAL」を導入しており、国内のレンタルサーバーのなかでは最速レベルの速度を実現しています。

ページスピードは、ユーザー体験に大きく影響するのはもちろん、SEOにおいても重視されている要素です。

SEOでの集客を考えているのであれば、サーバー選びの際にも速度を重視しておきましょう。

安さで選ぶなら「ロリポップ！」

まずは安いサーバーで始めたい方には、ロリポップ！が向いています。

WordPressを利用できるサーバーのなかで、月額220円のプランがあるのはロリポップ！だけです。

各社、割引キャンペーンなどを展開していますが、割引後の価格と比較してもロリポップ！の方が安く設定されています。

運営歴で選ぶなら「さくらのレンタルサーバ」

さくらのレンタルサーバを運営するさくらインターネット株式会社は、1996年に操業しており業界随一の老舗です。

運営や保守に関するノウハウも豊富にもっており、サーバーの安定性が非常に高い点が評価されています。

ただし、WordPressを利用したブログの構築を考えると、さくらのレンタルサーバはほかのサーバーに比べて初期設定がすこし複雑になっています。

ブログ向けレンタルサーバー選び方のポイント7つ

続いて、ブログ用のレンタルサーバーを選ぶ際のポイントについて解説します。

速さ・性能で選ぶ

レンタルサーバーを選ぶ基準の一つとして、通信の速さ・性能があります。

通信速度は、ブログサイトの表示速度に影響する部分であり、ユーザーがクリックしたときに次のページが表示されるまでの時間に関わります。

表示速度が遅いとユーザーにストレスを与えるだけでなく、Googleが検索結果順位を決めるうえでもページスピードを重視すると発表しているため、SEOにおいても欠かせない要素といえるでしょう。

価格で選ぶ

レンタルサーバーを利用するうえで、価格は非常に重要な要素です。

もちろん利用料の高いサーバーは性能も高くなりますが、ブログを運営するうえで高価すぎるサーバーは必要ありません。

ただし、無料で利用できるサーバーは安定性が著しく低いため、安くても月額500円程度のサーバーがおすすめです。

なお、サーバーの利用料は月額料金が一般的ですが、年払いプランで一年分を一括で支払うと安くなるものもあります。

WordPressの入れやすさで選ぶ

レンタルサーバーでWordPressを利用するには、サーバー上にWordPressをインストールする必要があります。

しかし、サーバーの管理画面には、複雑なメニューや専門用語が並んでおり、操作がわからずに悩む方も少なくありません。

そのため、初心者の方はWordPressの簡単インストール機能があるサーバーを選ぶのがおすすめです。

サポート体制で選ぶ

レンタルサーバーを利用する際、不明点があればサポート窓口に問い合わせができますが、問い合わせ方法は各社異なります。

たとえば、エックスサーバーやConoHaWINGは電話・メール・チャットでサポートを利用できますが、mixhostはメールサポートのみとなっています。

また、Twitterや口コミサイトなどを活用して、サポートの質を調べる方法もあります。

バックアップがあるかどうかで選ぶ

Webサイトを運営するうえでバックアップは必須です。

データが消えてしまうことは多くありませんが、リスクをゼロにすることはできませんし、システムの設定中に触ってはいけない項目をいじってデータを削除してしまう方もいます。

WordPress上でバックアップの設定をすることもできますが、プラグインのインストールや設定に知識が必要となるため、サーバー側でも自動バックアップをしておくことをおすすめします。

無料体験があるかどうかで選ぶ

各サーバーの特徴や口コミを見てみても、実際に利用しないとイメージがつかないという方も多いはずです。

そこで、まずは無料体験期間を設けているサーバーを利用してみる方法をおすすめします。

とくに初心者の方は、実際の画面上で操作をしてはじめて気付くポイントもあるため、無料体験期間を活用しましょう。

無料・有料のレンタルサーバーの違い

この記事では、有料レンタルサーバーしか紹介していませんが、なかには無料のレンタルサーバーもあります。

しかし、無料サーバーは安定稼働を保証しておらず、サイトにアクセスできなくなってしまうことがしばしばあります。

また、独自ドメインを利用できなかったり、意図しない広告が表示されたりと、WordPressブログを利用するには不向きです。

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