ブログを運営していると、アフィリエイトや広告収入などで収益を得られます。
そのなかでも、広告の貼り方は収益を上げるための重要なポイントの一つです。
本記事では、WordPressでのブログ広告の貼り方、WordPressで収益を上げるコツを紹介します。
なかなかブログ広告に踏み出せなかった方、今からブログ広告に挑戦する方にもわかりやすく、すぐ実践できる内容になっているため、ぜひ参考にしてみてください。
ブログ広告の種類
ブログ広告の種類はさまざまで、どのような広告を貼ればよいのか迷う方もいると思います。
ブログ広告の種類は、主に以下の2つです。
- Googleアドセンス
- アフィリエイト
ブログで収益を得たいのであれば、WordPressがおすすめです。
WordPressで収益を上げるためには、Googleアドセンスとアフィリエイトが不可欠なため、おさえておきましょう。
Googleアドセンス
Googleアドセンスとは、Googleが提供している広告プログラムの一つで、ウェブサイトやブログの広告収入を得ることができるサービスのことをいいます。
たとえば、Google検索をして記事を開いたときによく目にする広告がGoogleアドセンスです。
読者が気になった広告をクリックすることで報酬が発生するため、「クリック型広告」とも呼ばれています。
Googleアドセンスの平均クリック単価は非公表となっているため、正確な金額は不明ですが、約20~30円といわれています。
Googleアドセンスの最大の特徴は、ユーザーニーズの高い広告が自動掲載されることです。
読者が調べていることに関連する広告を自動で流してくれる仕組みです。
ただし広告を掲載するためには、Google独自のアドセンス審査を通過しなくてはなりません。
そのため、ブログを始めたからといって、すぐ収益に繋がることはありません。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、「成果報酬型広告」のことです。
読者がメディアに掲載された商品広告やサービスリンクを経由して商品を購入または登録することで報酬が発生します。
アフィリエイト広告で収入を上げるのは簡単ではないですが、一つひとつの単価が数百円~数万円と高額なため、自分次第で高収入を得られるでしょう。
ただし、Googleアドセンスのように広告が自動的に掲載されることはなく、手動で配置や種類を決める必要があります。
WordPressにGoogleアドセンス広告を貼る方法
次に、WordPressにGoogleアドセンス広告を貼る方法を解説します。
方法は、以下の4つがあります。
- 自動広告を貼る
- ウィジェットに貼る
- ブログ記事に直接コードを貼る
- プラグインを使用する
自動広告を貼る
Googleアドセンス広告の最大の特徴である、自動広告の貼り方について解説します。
広告をどこに配置していいかわからない方におすすめの方法です。
自動広告を貼る方法は以下のとおりです。
- Googleアドセンスの管理画面でコードを取得
・広告のなかの「サマリー」をクリック
・サイトごとのなかの「コードを取得」をクリック - WordPress管理画面へ移動
・外観から「テーマエディター」をクリック
・右側にあるメニューの「テーマヘッダー」を選択
・〈/head〉タグを探し、その直前にアドセンスで取得したコードを貼り付ける
・「ファイル更新」をクリックで完了
自動広告はとても便利ですが、思い通りの場所に設置されないこともあるため注意しましょう。
また、WordPressでのPHPファイルへコードを記載する作業は、知識が浅いと編集に失敗することがあります。
編集に失敗した場合、復旧できなくなる可能性があるため、慎重に行いましょう。
ウィジェットに貼る
2つ目は、ウィジェットに貼る方法です。
ウィジェットとは、ブログ上のヘッダーやフッター、サイドバーなどに表示されるパーツのことをいいます。
WordPressにおいては、手軽に設定ができるため初心者におすすめです。
- Googleアドセンスの管理画面でコードを取得
・広告のなかの「サマリー」をクリック
・サイトごとのなかの「コードを取得」をクリック - WordPress管理画面へ移動
・外観から「ウィジェット」を選択
・「カスタムHTML」をクリックし表示させたい場所を選ぶ
・「ウィジェット追加」を押す
・Googleアドセンスで取得した取得したコードを貼る
・「保存」をクリックし完了
ウィジェット広告を貼る際、タイトルや説明文へ広告をクリックするように誘導する内容の記載は、違反行為になるため注意しましょう。
広告の停止やアカウント削除対象になるため、ルールを守りましょう!
ブログ記事に直接コードを貼る
3つ目は、ブログ記事に直接広告コードを貼り付ける、一番シンプルな方法です。
貼り方は、WordPress記事編集画面のテキストタブもしくは「HTML」で、自分が決めた場所にアドセンスで取得したコードを添付すれば完了です。
広告の位置にこだわりたい方におすすめです。
ブログ記事に直接コードを貼る際、広告を削除したり変更したりするときに各記事のコードを変更する作業が必要になります。
そのため、記事数が多くなった場合は管理が大変になるのがデメリットです。
プラグインを使用する
最後に、プラグインを使用する方法です。
プラグインとは、WordPressなどのソフトウェアに追加する拡張機能のことです。
プラグインを使うことで、広告コードをショートコードとして管理でき、そのコードを記事に挿入するだけで完了します。
プラグインを使う際は、あらかじめプラグインのインストールと設定が必要になります。
ショートコードで管理できる、WordPressのおすすめプラグインは以下の3つです。
3つのプラグインの概要は以下のとおりです。
プラグイン名 | 概要 | 利用に向いている人 |
---|---|---|
Advanced Ads | アドセンスIDを入力するだけで、広告配置の細かい設定が可能 | 初心者 |
Ad inserter | 自動広告挿入機能つきのプラグインで、作業効率アップに繋がる | アフィリエイト広告を始めたい人 |
Adsense Plugin WP QUADS | 操作方法が簡単で、手動と自動どちらも対応している 有料版と無料版がある | パソコン作業に慣れていない人 広告を貼る作業が慣れていない人 |
上記のプラグインは、初期設定さえできれば手間がかからず、ブログで収益を上げる必須アイテムです。
WordPressにアフィリエイト広告を貼る方法
WordPressブログへのアフィリエイト広告の貼り方について紹介します。
アフィリエイトサービスはさまざまありますが、今回はA8.net に登録したと仮定して解説します。
ASPに登録して広告を探す
アフィリエイトは、ただ広告を貼ればいいというものではありません。
まずはASPに登録し、ブログへ貼りたい広告を探します。
ASPとはアフィリエイト・サービス・プロバイダー(Affiliate Service Provider)のことで、ブログなどに掲載するインターネット広告のアフィリエイトを管理しています。
つまり、私たちブロガーと広告主との間に入ってくれる仲介会社のことです。
ASPのおすすめは、日本最大級のアフィリエイトサービス会社A8.net です。
アフィリエイトプログラムへ提携申請する
掲載したい広告が決まったら、アフィリエイトプログラムへ提携申請します。
ASPの広告には、審査があるものとないものがあります。
審査ありの場合は、「提携申請する」をクリックします。
審査なしの場合は、「即時提携→提携申請する」の順ですぐに掲載できます。
広告主に承認されないと広告掲載ができないため、前もって申請をしておきましょう!
広告コードをコピーする
掲載したい広告の提携申請が完了したら、以下の流れで広告コードをコピーします。
- 「広告コード」を取得
- A8.net の場合は、プログラム内にある「広告リンク作成」ボタンをクリック
- 広告タイプを選択(バナー、テキスト、メール)
- 「広告リンク表示」をクリック(記事に貼ったときの見え方と掲載リンクが表示される)
- 掲載したい広告を選び「素材をコピーする」をクリック
リンクコードを間違えると報酬にならないため注意しましょう。
WordPressへ貼り付ける
広告コードがコピーできたあとは、取得したコードをWordPressへ貼り付けるだけです。
貼る際には、テキストエディタかHTMLのブロックに必ず貼り付けましょう。
そして、広告を貼ったあとは、必ずプレビューで確認するようにしましょう。
収益を上げる!ブログ広告の貼り方のコツ
ブログ広告は誰でも簡単に貼れますが、収益を上げる工夫が必要になってきます。
ここからは、ブログ広告の貼り方のコツやタイミングについて解説します。
広告を貼る位置を工夫する
広告を貼る際は、読者に目につきやすい位置にすることで報酬アップにも繋がります。
逆にいえば、あなたが読者のときに、記事のどの部分であれば広告が目に入るか想像してみましょう。
目次の上
記事を読むときに、まず最初に目に入るのが目次です。
ほとんどの方が、記事のどこの部分に何が書かれているか確認する場所でもあります。
目次を見ない方でも、記事をスライドさせるときに必ず通過する場所になるため、目次の上に広告を貼るのは効果的といえます。
問題が解決できるタイミング
読者が抱えている悩みに対して、解決できるような内容の結論を書いた先に広告を設置してみましょう。
このタイミングで広告を貼ることで、読者が広告に興味をもち、クリックする可能性が高くなります。
読者の関心を惹きつけられること間違いなしです!
記事のまとめ
記事を最後まで読むということは、記事内の商品などに興味があるということになります。
ただせっかく興味深い商品があっても、広告の設置場所が記事の最初の方にしかない場合、広告があるところまで戻る必要があります。
よほどの興味がない限り、大半の方は戻るという面倒なことはしないはずです。
そうなると、ブログの離脱率も高くなり、広告の報酬も得られません。
そこで、読者が自然な流れでクリックできるよう、記事の「まとめ」にも広告を設置しておきましょう。
広告を設置する場所に決まりはありませんが、読者がいつでも広告をクリックできる場所を意識すると必然的に設置場所がわかってきます。
バナーサイズを工夫する
バナー広告とは、画像を使った広告のことで、商品を紹介するために設置するのぼり旗の役割をします。
画像広告のため目に留まりやすいですが、サイズによっては「邪魔だな」としか感じてもらえないことも考えられます。
Googleによると、効果的なバナー広告のサイズは以下の5種類があります。
- 300×250:レクタングル(中)
- 336×280:レクタングル(大)
- 728×90:ビッグバナー
- 300×600:ハーフページ
- 320×100:モバイルバナー
バナー広告を設置する際は、上記のサイズを意識してみましょう。
テキスト広告を使う
テキスト広告とは、主に文字を使った広告で商品やサービスのキャッチコピーや説明文を掲載する方法です。
テキスト広告の構成は「広告見出し」「説明文」「URL」から成り立っています。
文字数も以下のように決まっています。
- 広告見出し:半角30文字(全角15文字)
- 説明文:半角90文字(全角45文字)
- 表示URL:最大で半角15文字までの追加が可能です
テキスト広告はバナー広告のように、パッと目を引く広告ではありません。
しかし、自然な形で掲載され、何の広告であるかわかりやすいところが特徴です。
また、画像の編集など、制作の手間がかからず簡単に始められる点もメリットです。
ボタンリンクを活用する
ボタンリンクは言葉のとおり、ボタンに紹介したい商品などのリンクを設置したものです。
一番わかりやすいアイテムであり、記事内に設置しやすいことがメリットです。
ボタンリンクにも種類があり、平面や立体・艶があるボタンや色など、さまざまな種類があります。
法人ブログを分析する
法人ブログの主な目的は、「集客率アップ」「広告収入アップ」になります。
法人ブログを分析することで、読者を増やしながら広告収入をどのように上げているのかのヒントが多く隠されています。
プロが作成していることがほとんどのため、広告の設置場所など参考にしてみましょう!
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