ブログ運営での支出は経費になる?計上できる項目や計上する方法を紹介

ブログの始め方
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副業ブログを始めた方のなかには、作業に必要な備品や通信費など、さまざまな経費がかかることに驚いた方も多いかもしれません。

ブログ運営に関わる費用であれば、経費として計上が可能ですが、すべての支出が経費として認められるわけではありません。

本記事では、副業ブログでは何が経費になるのか、経費の範囲について紹介します。

経費の基本

ブログ運営を始める際に、まずおさえておきたいのが、経費の知識です。

経費とは、事業を行うために使用した費用のことを指します。

たとえば、取引先に訪問するために使用した電車賃、会社のオフィスで使用する文房具費などは、事業に関わりがある費用のため、経費計上が可能です。

毎年納める税金は「課税所得×税率」という計算式で算出されますが、この課税所得は「収入-経費-控除」で計算されます。

つまり経費を計上すれば、その分課税所得が減るため、課せられる税金も減るのです。

BloBiz編集部
BloBiz編集部

ブログ運営で経費になるものをきちんと把握し、正しく計上することが節税対策に繋がります!

ブログが経費として認められるポイント

基本的に経費の計上可否は、事業との関連性によって判断されます。

つまり、ブログ運営の場合でも、記事執筆のために発生した、もしくは使用した費用はすべて経費計上が可能です。

たとえば、スイーツブログを運営している方が、記事執筆のために新商品のコンビニスイーツを購入した場合、その費用は経費として認められます。

ほかの業界と違い、ブログ運営は扱うコンテンツ内容が幅広いため、認められる経費がそれぞれ異なります。

そのため、経費を計上する際は、何が経費として結びついているのか、きちんと説明できるようにしておくことが大切です。

ブロガーの経費として認められる支出

経費の内容や計上の基準が理解できたところで、具体的に経費として認められる支出を紹介します。

経費として認められる支出には、さまざまな種類があります。

家賃

ブログを執筆したりリサーチしたりする作業場の家賃は、経費として計上できます。

自宅を作業場として利用している、別途で作業場を借りているなど、どちらの場合でも家賃は経費として認められます。

なぜなら、ブログ運営をするために必要な費用であるためです。

ただし、自宅兼作業場として利用している場合は、経費にできる割合に注意しましょう。

自宅としても利用しているため、経費の全額計上はできません。

作業部屋を設けているのであれば、面積の割合や作業時間の割合にもとづいて、経費として認められる金額を計算します。

具体的には、作業に費やす時間が1日のうち8時間であるため、その割合にもとづいて家賃の30%を経費として計上するという考え方です。

家賃は、ブログ運営に関する経費のなかでも大きな割合になるため、正確に計上しましょう。

電気代

次に、家賃と同じ考え方で経費として認められる費用が、電気代です。

ブログ運営のために必要になった電気代を、経費として計上できます。

記事を執筆する際、明るい環境が必要であり、暗闇のなかでは作業が困難です。

また、パソコンやスマートフォンの充電も欠かせないでしょう。

作業時間の割合や作業スペース内のコンセント数などを考慮し、電気代を経費として計上する割合を算出します。

また、家賃と同じ割合を設定することもあります。

パソコン購入費

副業ブログを始める際にパソコンを購入した場合、その購入費用は経費として計上できます。

パソコン本体に加え、マウス・キーボードなどの周辺機器も経費計上が可能です。

ただし、パソコンの購入費が10万円以上か10万円未満かによって、計上する勘定科目が異なります。

パソコンを購入する際、10万円以上の場合は「減価償却費」として計上し、10万円未満の場合は「消耗品費」として計上する必要があります。

とくに、10万円以上のパソコンを購入した場合は、購入費を4年に分割した金額を1年分の費用として計上します。

そのため、購入費の全額を一気に計上することはできないため、注意しましょう。

BloBiz編集部
BloBiz編集部

パソコンを購入する際は費用に注目し、どちらの方法で経費計上できるのかを確認して処理しましょう!

インターネット通信費

パソコンやスマートフォンなどのインターネット通信費も、ブログ運営に関わる経費に該当します。

ブログ執筆の際や記事の公開、リサーチにもインターネットを利用するため、ブログ運営に関わる中心的な経費といっても過言ではありません。

契約しているWi-Fiの料金や、外出先での使用を想定したモバイルルーターも経費として計上できます。

ただし、自宅でのインターネット環境を利用してブログ運営している場合は、家賃や電気代のように、事業用と生活用の割合を算出したうえで、経費計上を行いましょう。

サーバー利用料金

ブログを継続的に運営する際に欠かせない費用である、サーバー代も経費として計上が可能です。

サーバー利用料金は、家賃や電気代と異なり、ブログ運営をするために発生している費用であるため、全額経費として認められます。

サーバー利用料金は、月に1,000円程度の費用であるため、経費計上を忘れてしまう方もいます。

しかし、年間における所得を1万円以上抑えられるため、正しく計上することをおすすめします。

ドメイン取得費

独自ドメインを取得してブログ運営を始める際には、ドメイン取得費も発生します。

サーバー利用料金と同じく、全額経費として計上可能です。

無料ブログを使用し独自ドメインを利用していない場合は、費用が発生しないため、経費計上の必要はありません。

ドメインを取得してブログを運営している場合は、必ずその費用を計上しましょう。

ソフトウェア・アプリなどの利用料

ブログ運営を続けるうちに必要になった費用も、経費として認められます。

Excel や Word などの記事執筆や管理に必要な製品を購入する場合、事業に直結する費用であるため、経費計上できます。

そのほか、以下の費用も経費として認められます。

  • 確定申告や日々の管理に必要な会計ソフト
  • 画像編集ソフト
  • 記事に挿入する有料画像サイト
  • ブログ解析ツール

無料で利用できるツールも多いですが、使い勝手の良いものや優秀なツールは、有料プランであることも少なくありません。

ブログ運営のために使用するソフトウェアやアプリなどの利用料金は、すべて経費になります。

ASPへの支払手数料

多くのアフィリエイトブロガーが利用しているASPにおいて、ASPから差し引かれる手数料も経費として計上できます。

たとえば、報酬が1,000円だったが成果報酬料として100円差し引かれ、実際の振込は900円だったというケースでは、差し引かれた手数料は「支払手数料」に該当します。

一部のASPでは、報酬の1〜2割が成果報酬として差し引かれる仕組みがありますが、支払い手数料も重要な経費となります。

BloBiz編集部
BloBiz編集部

振込金額だけでなく詳細もきちんとチェックし、正確に経費を計上しましょう!

新聞図書費・研修費

新聞図書費や研修費は、計上を忘れがちな経費の代表例です。

ブログ運営に関する知識をつけるために購入した書籍や、情報収集のために購入した雑誌も経費として計上できます。

ライティングやマーケティング、ブログのデザインなど、事業に関連するものはすべて経費計上して問題ありません。

また、ブログ運営に関するセミナーや講習に参加した際の参加費も経費計上できます。

ブログ運営の学びのために費やした費用であるかどうかが、経費計上の判断基準です。

商品購入費

ブログ運営における商品購入費とは、記事執筆に必要な商品の購入費用です。

たとえば、ガジェットブログを運営している方がカメラのレビュー記事を執筆する際、そのカメラの購入代金は経費として認められます。

ただし、定期購入の商品の場合は、原則初回購入の金額だけが経費として認められます。

経費として計上できるのは、記事執筆のために購入した場合に限られることを忘れずに覚えておきましょう。

広告費

広告費とは、GoogleなどのWeb広告やSNS広告を出した場合に発生する費用です。

ブログの売上促進のために、戦略として広告を打ち出した場合は「広告宣伝費」に該当します。

ブログを始めたばかりの方にとっては、まだ縁のない経費かもしれません。

しかし、ブログが育ってきたときに活用する可能性もあるため、念頭に置いておくと良いでしょう。

また、広告費は数万円〜数十万円と大きな金額になるケースが多いため、発生した場合は必ず計上したい費用です。

交通費

ブログ運営に関係する交通費は、経費として認められます。

ブログ運営とは関連がないと思う方もいるかもしれませんが、実際にはさまざまなケースで交通費が発生しています。

たとえば、以下のようなケースであれば、経費として計上が可能になります。

  • 作業場として利用しているスペースにいるための交通費
  • 取材に出かけるための交通費
  • 打ち合わせに使用するタクシー代

また、旅行ブログやご当地ブログなどで、記事執筆のためにお店や観光地などに訪れる場合、行き帰りの交通費も経費に該当します。

BloBiz編集部
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セミナーに行くための交通費も経費になるため、忘れず計上しましょう!

交際費

交際費とは、ブログ運営に関する接待などがあった場合に発生する経費です。

たとえば、取引先との打ち合わせやブログ運営者との情報交換の際に使用した飲食代は、経費として処理できます。

作業が発生していない1人の食事代金は経費になりませんが、ブログ運営のために発生したと説明できるものは経費計上できます。

交際費として計上する際は、適切な理由を説明できる費用のみを経費として計上することが重要です。

むやみに交際費として計上すると、税務署からの調査リスクが高まる可能性があるため、注意が必要です。

外注費

ブログ運営を外注した場合の、外注費も経費に該当します。

初めは1人で運営していたけれど、業務量が増えてきて一部の業務を外注するケースも少なくありません。

たとえば、ライターに記事作成を依頼したり、ブログのアイキャッチ画像の作成をお願いしたりした際に発生した支払いが外注費です。

直接依頼した場合やクラウドソーシングを活用した場合、どちらの場合でも外注費になります。

「個人事業主」と「副業」でブロガーの経費計上に差はある?

ブログ運営者は、会社員の傍ら副業をしている方、個人事業主として専業でブログを運営している方の2つのパターンに分けられます。

しかし、経費計上においては、副業・個人事業主どちらの場合でも、とくに差はありません。

経費に計上できる範囲や費用の内容は、前述したとおり同じです。

ただし副業の場合は、会社が副業を禁止しているケースも珍しくないため、バレないように対策が必要です。

副業ブログが会社にバレる代表的な理由や、バレないための対策方法は以下の記事を参考にしてください。

ブロガーが経費計上する際の注意点

ブログ運営の経費として計上できる範囲は幅広いですが、正しく計上しないと税務署から指導が入る可能性があります。

以下で紹介する2つの注意点をきちんと守り、正しい経費計上を行いましょう。

確定申告をする

日々の経費処理をきちんとしていたとしても、確定申告を行わなければ意味がありません。

経費として認められるためには、決められた期間内に確定申告を実施する必要があります。

確定申告を行わないと、経費を差し引く前の収入が課税所得として計算されてしまうためです。

交通費や通信費の帳簿を用意していても、最終的に確定申告を行わなければ、その努力は無駄になってしまいます。

経費をしっかり申告し、正しい所得から税金を算出してもらいましょう。

領収書を保管する

経費の証明になる領収書やレシートを保管しておくことも重要です。

とくにブロガーの場合、私的な使用や経費かの境界線が不明確であるケースも少なくありません。

なんでも経費計上してしまうと、税務署の調査が入ったときに、理由付けに苦しみます。

一つひとつの経費の証拠をきちんと保管し、万が一の税務調査に備える準備が大切です。

BloBiz編集部
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きちんと説明できれば、問題なく経費として認められます!

ブロガーが確定申告で経費計上する際の記載方法

確定申告を行う際は、1年間の経費を収支内訳帳に記載します。

経費を記録する方法としては、一般的な収支内訳帳の旅費交通費や通信費などの項目に、年間の合計金額を記載するだけです。

複雑な計算や詳細な項目分けは必要ありません。

日々の経費をきちんと管理してあれば、転記するだけで済みます。

収支内訳帳には代表的な項目しか記載されていないため、経費の名称を追加して空白の欄に記入していきます。

収支内訳帳は税務署でもらうこともできますが、国税庁のサイトからもダウンロードできます。

経費の判断ができなければ税理士に相談しよう

ブログ運営者は自身で確定申告を行う必要がありますが、経費の適切な計上が難しく、正確な判断ができないこともよくあります。

そこでおすすめなのが、税理士への相談です。

税務や経理に精通した専門家である税理士に相談することで、正確な経費計上や申告の実施が行えます。

税理士による確定申告代行では、その証拠となる書面を添付することで、税務調査を避けられる可能性もあります。

税務調査が行われた場合でも、税理士が立ち会ってサポートしてくれるため、安心して対応できます。

経費の判断や確定申告で悩んでいる場合は、まず税理士に相談してみるのも一つの手です。

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ブログ運営で稼げるかどうかを左右するのは、はじめにどんなジャンルを選んで、どんなブログサイトにするかという点です。

実際、ブログをやっていて稼げないという方をみていると、そもそもブログが収益化に適したつくりになっていない方も少なくありません。

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この記事を書いた人
Nakazato

大学時代からWebライティングを始め、累計1,000本以上の記事を執筆。
その後、Webディレクターとして複数のメディアサイトに参画し、サイトの成長やライターの育成に寄与。
現在はSEOコンサルタント/マーケターとして活動。

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