初心者の方がブログを始める際に直面する問題として、ブログのジャンル選びが挙げられます。
読まれやすいブログジャンルを選ぶと、サイトのアクセス数も増え、のちに収益化が可能となるブログへ成長することでしょう。
本記事では、ブログで読まれるジャンルの決め方やコツ・絞り方を詳しく解説します。
ブログで稼ぐ方法についても紹介するため、これからブログを立ち上げる方やジャンルに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブログで読まれるジャンルとは?
せっかくブログを書くのであれば、多くの方に読んでもらいたいものです。
読者の関心を惹きつけるためには、適切なジャンルを選ぶことが重要です。
注目を集め、アクセス数を上げることで、収益にも繋がります。
以下では、ブログで読まれるジャンルについて解説します。
読まれるジャンルに正解はない
ブログを書く際、読まれるジャンルを見極めることに焦点を当てがちですが、実際には読まれるジャンルに対する明確な正解は存在しません。
理由は以下の2つになります。
- 個人で能力や経験値が異なる
- ブログの更新ペースや執筆する記事数が異なる
同じキーワードで検索して、似たようなタイトルの記事を読んだとしても、全く同じ内容の記事は存在しないはずです。
それぞれ得意とする分野やライティングスキルが異なるため、独自の視点で情報を提供することが大事になります。
また、個人のスケジュールや時間的な制約によって、ブログの更新数が異なります。
そのため、ジャンルの選択やコンテンツの質と量のバランスを考慮しながら、自身のペースに合わせた更新を行うことが重要です。
読まれやすいのは特化記事
ブログジャンルは大きく分けると、雑記事と特化記事の2つに分けられます。
- 雑記事:さまざまなことを手広く書く記事
- 特化記事:テーマやジャンルを絞って書く記事
上記2つのうち、読まれやすいのは、特化記事といわれています。
理由としては、現在、Googleが専門性や品質の高い情報を提供するウェブサイトを評価しているためです。
さらに近年では、大手企業のオウンドメディアが検索結果の上位を独占しているなかで、ジャンルを絞らなければ、検索上位を狙うことさえ困難です。
このことを踏まえると、特化記事を選ぶ方が、自身と同じ興味や関心をもつ方々を集めやすく、リピーターも増えます。
リピーターの存在は、アクセス数を安定させるために欠かせません。
リピーターが1人でも増えるよう、特化記事にジャンルを絞りましょう!
YMYLは読まれやすいが難易度が高い
特化記事のなかでも、とくに初心者の方には、YMYLというジャンルはおすすめしません。
YMYLとは、“Your Money Your Life” の略語で、私たちの生活や人生に大きな影響を与えるジャンルのことです。
この記事は注目度が高く、特定の専門分野に関連しているため、読者にとって興味深い内容でしょう。
YMYLに該当するジャンルは、以下の6つです。
- 健康(病気やメンタルケア)
- お金(クレジットカードや資産運用)
- 法律
- 不動産
- 宗教
- 美容(ダイエットなど)
誤った情報を伝えると、人々の生活や人生にまで影響を及ぼす可能性のあるため、高度な専門性が求められる記事ジャンルです。
知識や経験があり、絶対的な自信をもっている方ならば書くことも可能ですが、一般的にはおすすめできません。
読まれるブログを作る「ジャンルの決め方」
ここからは、実際に読まれるブログを作るための、ジャンルの決め方について詳しく解説します。
読者の注目を集め、人気を得るためには、適切なジャンルを選ぶことが重要です。
失敗しないブログ作りのために、ポイントをおさえておきましょう。
運営者が興味をもてるか
1つ目のポイントは、執筆しようとする記事に対して自分が興味をもてるか、ということです。
ブログで収益を得たい場合、3か月〜半年ほど時間がかかります。
つまり、興味のないことを続けるのは並大抵のことではありません。
興味があるジャンルであると継続しやすくなるため、最終的には収入に繋がるでしょう。
また、継続できるだけではなく、記事の質の向上やリサーチ時間の短縮ができるといったメリットもあります。
質の良い記事は、読者にとって有益な情報となり、リピーターの獲得や検索結果の上位表示など、嬉しい結果をもたらします。
まずは、自分が何に1番興味をもっているかを考えてみましょう!
専門性を活かせられるか
次に、専門知識を活かせるかどうか、が重要なポイントです。
専門性といっても、どの程度の経験や知識があれば十分なのか、気になるでしょう。
一般的には、1年〜3年程の経験が必要とされています。
とくにブログで稼ぎたいと考えている方は、特定したジャンルを書く特化記事がおすすめです。
もし専門的な知識がない方は、自身が過去に直面した問題や困難をどのように解決したかを書いてみるのが良いでしょう。
読者のニーズがあるか
ブログが読まれるためには、読者のニーズが必要不可欠です。
質の高い記事であっても、読者のニーズに合わなければ収益には繋がりません。
収益に繋がるポイントは、以下のとおりです。
- 決めたジャンルの情報を知りたい方がいる
- 決めたジャンルで悩みを抱えた方がいる
上記のようなニーズが多ければ多いほど、よりたくさんの読者に読まれるブログとなります。
しかし、自身が執筆しようとするジャンルに対して、本当にニーズや需要が存在するのか、わからない方もいるでしょう。
そこで活躍するのが、Google Trendsです。
Google Trendsは無料で利用でき、執筆したいジャンルのキーワードを検索すると、キーワードの需要をグラフで確認できます。
また、特定の期間や、過去のトレンドも検索可能です。
自分が執筆したいジャンルに需要があるのかを確認する際に、ぜひ活用してみましょう。
商品・サービスがあるか
多くのリピーターを獲得できたとしても、売るものがなければ収益には繋がりません。
最近では、「ブログで稼いでいる」という言葉をよく耳にすると思います。
実際、多くのブログ運営者は、アフィリエイトと呼ばれるネット広告を通じて、収益を得ています。
しかし、記事との関連性がない場合、アフィリエイト案件は獲得できません。
また、アフィリエイト以外にも、クリック型広告収入がありますが、かなりの時間が必要であり、途中で挫折する方も多いです。
そのため、アフィリエイト案件が提供されているASPをチェックすることが大切です。
ASPサイトは数多くありますが、A8.net では22,000件以上の案件を取り扱っているため、初心者でも安心して利用できます。
気になる方は、無料登録を検討してみてはいかがでしょうか?
成長が期待できるか
読まれるブログを作るためのジャンルの決め方の最後のポイントは、成長が期待できるジャンルであることです。
成長が見込めないジャンルでは、いくら頑張って記事を執筆しても、収益を得にくい状況になることがあります。
成長が期待できるジャンルの見つけ方は、以下の2つです。
- 業界地図
- 投資情報誌
業界地図で注目されている企業は右肩上がりで成長傾向にあります。
また、投資雑誌には、将来性の高い企業が掲載されているため、参考にする価値があります。
以下の記事では、上記で紹介したジャンルのほかにも、収益化しやすいブログジャンルについて紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
ブログジャンルを絞る4ステップ
ここまで、ブログジャンルの選び方について説明してきました。
それでも決めきれない方のために、ジャンルを絞るための4つのステップを紹介します。
1. 候補をピックアップする
まずは、自分が興味関心のあることをリストアップしてみましょう。
このとき、アフィリエイト案件がありそうなものなのか、など気にする必要はありません。
純粋に、自分が何に興味があるのかを書き出しましょう。
2. 広告・知識の有無を確認する
次に、先ほど自分が書き出したリストのなかに、掲載できる広告があるのかや、自分に経験があるのかを確認します。
たくさん書き出していた場合、絞ることが難しくなってしまうため、以下のポイントを参考にして絞ってみましょう。
- 興味関心の深さ
- どのくらいの経験があるか
- 報酬単価はどのくらいか
上記のポイントを意識すると、かなりテーマが絞れます。
自分が継続的に語れるテーマだけをピックアップしてみましょう。
また、アフィリエイトを行う際は、報酬単価が数百円に満たないテーマを選ぶのは避けるべきです。
そのため、アフィリエイトを行う際には、数千円単位の報酬が期待できるテーマを選びましょう。
これまで決めた内容をもとに、ブログの運営を始めてみましょう!
3. テーマの市場調査を行う
ブログのテーマが決まったら、市場調査を行います。
ここからは、ブログを運営しながら行う作業です。
市場調査を行う際に注目すべきポイントは、以下のとおりです。
- 市場規模
- 将来性
- 競合性
市場調査では、実際に検索して「上位に表示されているWEBサイト」と「上位のサイトの記事の内容」を確認することが必要です。
4. ブログジャンルを決定する
最後に、ブログのジャンルを決定します。
「もうブログを始めているのに、今さらジャンルを決めるの?」と驚かれるかもしれません。
しかし、ブログ運営は、実際に始めてみないとわからないことも多くあります。
前述したステップを繰り返していくなかで、より明確なテーマが見えてくることもあります。
ここまでが、ブログジャンルを決めるまでの工程となります。
ブログを読まれるジャンルの正解がないがゆえ、ここまでたどり着くには数年かかる場合もあります。
そのため、焦らずに根気強く続けることが重要です。
【注意】初心者は避けたいブログジャンル
ブログのジャンルが無事に決まり、運営がスタートできると安心感がありますね。
しかし、初心者が避けるべきジャンルについて知っておく必要があります。
以下で紹介するポイントを把握していないと、収益化が難しくなる可能性もあるため、注意しましょう。
承認率が低い
承認率が低い広告は避けましょう。
ASPアフィリエイトでは、成果が発生しても直接的な収入には繋がりません。
ブログで収入を得るためには、広告主が成果を承認することが必要です。
つまり、「承認率」に注目する必要があります。
たとえば、以下のような事例が考えられます。
①報酬単価1万円×成果発生30件×承認率30%=確定報酬9万円
②報酬単価5,000円×成果発生30件×承認率90%=確定報酬13.5万円
上記のように、報酬単価が2分の1であっても承認率が高ければ、最終的には確定報酬が高くなることがあります。
また、承認率については、ASPサイトすべてで公開されているわけではありません。
公開されているASPサイトは、以下のとおりです。
承認率の目安として、70%〜90%以上の案件を選ぶことをおすすめします!
報酬が安価
報酬が低い案件では、たくさんの販売をしても大きな収益には結びつきません。
前述したように、高単価の商品をどのように販売するかが重要です。
同じ1万円を稼ぐにも、「100円の商品を100個売る」のと「5,000円の商品を2個売る」のでは、50倍もの差があります。
つまり、読者が何かを購入する際は、安価で興味のないものよりも、高額で欲しいものを購入する傾向があるということです。
市場規模が小さい
市場が小さいと、収入には繋がりません。
ブログで稼ぐ方法には、アフィリエイトのほかにクリック型報酬があります。
どちらにもいえるのは、アクセス数を増やせば収入に繋がる可能性が高いということです。
アクセス数を増やすためには、キーワードで検索する読者が多いことが必須です。
つまり、市場規模が大きなジャンルでなければ、効果は期待できません。
ブログで稼ぐためには、事前に選んだジャンルの市場調査を欠かさないようにしましょう。
YMYL・レッドオーシャン
初心者が避けるべきというより、避けるべきジャンルともいえるブログテーマがあります。
YMYLについては前述したため、ここではレッドオーシャンについて詳しく解説します。
レッドオーシャンとは、競争が激しいジャンルや市場、業界のことを指します。
Googleで検索すると、上位には大手企業がずらりと並んでいます。
初心者のライターが、そのなかに入り込んで勝つのは容易ではありません。
ただし、必ずしも避けなければならないというわけではありません。
では、どのように攻略していけば良いのでしょうか。
それは、ロングテールキーワードでチャレンジする方法です。
ロングテールキーワードは、競合が少なく、ブログ初心者の方でも勝ちやすいです。
たとえば、美容といったジャンルのなかでも、年齢を絞ることでマネタイズを狙える可能性があります。
美容ジャンルでロングテールキーワードの例を挙げると、「美容 30代 習慣」や「美容 40代 美容グッズ」などがあります。
「レッドオーシャン=稼げる」ことは確かなため、一度挑戦してみても良いでしょう。
日常ブログ・日記
日常ブログや日記は、一般の読者が興味関心をもつことはほとんどありません。
有名なインフルエンサーでない限り、読者を獲得するのは難しいでしょう。
ブログを書く際の基本は、必ず読者目線に立って、読者の役に立つ情報を提供することです。
読者が求めている情報や、問題を解決する記事を書くように心がけましょう。
まとめ
今回は、ブログで読まれるジャンルの決め方やコツについて解説しました。
ジャンルを決めるにあたり、いくつかのポイントをおさえることで、多くの読者に読んでもらえるブログになります。
また、多くのリピーターを獲得することで、ブログの収益化が可能になることを理解できたと思います。
ブログは成長していくこともできるため、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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